最近ではあまり見られなくなりましたが、アジアでは「檳榔(ビンロウ)」と呼ばれるヤシ科の植物の種子を、石灰の粉やクミンと一緒にキンマの葉で包み、噛みタバコのように噛んで嗜好する習慣があり、これら檳榔などを入れる収納用具をモチーフに、タイ南部の職人たちによって制作されたものです。竹を極細の糸のように割いて編んでいく工程は長い時間をかけて行われ、竹細工の技術としては世界的にも最高水準といわれています。