30年前にフィリピンで、「ピニャ」と呼ばれるパイナップルの繊維で作られた布に出会ったことがきっかけで、
アジアの手工芸文化に見られる美意識や感性、手仕事の魅力に取り憑かれました。
以来、これまでフィリピンやタイ、インドネシア、ラオスなど東南アジアを中心に、
現地の制作現場を訪ねながら少しずつ買い付けを行ってきましたが、
自国の経済状況や職人の後継者問題などを理由に、
ピニャをはじめとして、アジアの手工芸の中には消えゆくものも少なくありません。
同じアジア人として、こうした手仕事を少しでも支えることができないか。
これらの手工芸の技術を活かして、職人たちとともに、
より現代の生活空間に合わせた、新しいもの作りもしてきました。
皆様のご家庭の中にも、おおらかなアジアのぬくもりを、
そして、その背景にある文化や歴史、職人たちの息吹を感じ取って頂ければ、と思っております。

Asian Impressions 主宰 
野口 雅子